今朝、フィードをチェックしてハフィントン・ポストをみていたら、目を疑うようなタイトル。
【更新】「殿、出番です!」細川護煕氏、謎のホームページ 選対事務所は「本物です」
ということで、この新しいサイトをチェックしてみたら、トップページも変わってました。
http://tokyo-tonosama.com/
昨日
今日
記事によると、
記事掲載後、細川氏の選挙対策事務所・責任者を務める元衆議院議員、馬渡龍治氏から編集部に「該当のページは本物です」と連絡があった。編集部の電話取材に対して神奈川県足柄郡の細川護煕事務所が「偽物」と回答したことについては、「内容をよく知らないスタッフが答えてしまった」としている。ということで、やっぱり軽薄だし、調子に乗っている感じがして、凄く嫌な気持ちになりました。ちなみにこの選対の馬渡龍治氏はどういう人物が調べてみると、民主党から立候補した後、自民党に鞍替えをした人物でした。
当初このサイトが、細川さんの対抗勢力のネガティブキャンペーンだと僕が書いたのは、このサイトのソースがあまりにも揶揄に富んだものだと思ったからです。もう一度メタタグを見てみると、
まずウェブサイトのタイトルですがソースでは以下の様なタグとなってます。
<title>元総理大臣「細川護熙」公式ホームページ</title>
このタグは、ブラウザを立ち上げた時にこのサイトの名前なのかということを表示するためのもので、検索エンジン対策という点で、Googleに対してこのサイトはどういうネーミングなのかということを伝えるためのものです。セールス的にアクセス数が重要なECサイトではこのタイトルタグは、かなりまじめに考えるのです。
- Amazonのタイトルタグは
Amazon.co.jp: 通販 - ファッション、家電から食品まで【無料配送】 - 楽天のタイトルタグは
【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ
というものでして、細川さんの場合は、売りが「元総理大臣」ということになり、なんかフザているような感じがするんです。
更にメタタグという点でも、
<meta name="keywords" content="細川護熙,護煕,都知事選,マニフェスト,政策,総理,元総理,殿,東京都,選挙"/>
このkeywordというのは、ユーザーが検索エンジンを細川さんのサイトを検索する際に「細川護熙,護煕,都知事選,マニフェスト,政策,総理,元総理,殿,東京都,選挙」のキーワードで検索すると表示をしてくれと検索エンジンに伝えるものです。この場合に個人名や都知事選はいいにしても、「元総理」とか「殿」はひどい。そもそも大名というのは、明治時代になった時になくなっているものであり、やはり揶揄されるときに表現される言葉だと思うのです。そもそも殿でサイトが引っかからないようにするべきじゃないのって僕は思うのです。
<meta name="description" content="元総理大臣「細川護熙」公式ホームページです。東京都知事選の政策(マニフェスト)、スケジュールをお知らせ。"/>
descriptionというのは、サイトが検索エンジンで表示される時の紹介文です。ここでも「元総理大臣」というキーワードが表示されている。僕からすれば、このブログでも書いてるけど、お金の問題で総理を逃げるように辞任してるのだから、いまさら総理大臣をやっていたということは、彼のブランドにはならないと思うのですよ。それを敢えて使っている目的がよくわからない。
僕は自分を信じて投票しようと思いました。