ハードロック専門雑誌の「Burrn!」で「編集部員が独断と偏見で選ぶグレイトなヴォーカリスト30人!」という特別企画を組んでいて、1位は誰かなあとページをめくると、僕が一番好きなヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオでした!
これは結構意外な結果でして、他にもいるんじゃないかなあと思いましたが、まあ、Burrn!の独断と偏見ですからね、まあ、いいと思います。ちなみに2位はジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードでした。
トリビュートアルバムが好調な売れ行き
この記事を書こうと思ってロニー・ジェイムス・ディオのことを調べたら、2010年に亡くなっているので、もう亡くなって4年になるんですよね。彼が亡くなってからは先日トリビュートアルバムが発売されて、選曲の良さもあり、すごく売れてるんだそうです。
Rhino (2014-04-02)
売り上げランキング: 3,860
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何故かYouTubeでフルアルバム聞けます。いいのか?笑
ロブ・ハルフォードの銀嶺の覇者なんてまさか聞けると思わなかった^^;
僕はライジングでロニー・ジェイムス・ディオのことを知り、こんなクリアな声をしているヴォーカリストを知らなくて、衝撃を覚えたことがあります。それまで聞いてたのは、デヴィッド・カヴァーデイルとか、イアン・ギラン、ロバート・プラントなどでしたから、彼らとは一線を画しているところもあったけど、やはり彼の生涯の名曲だったスターゲイザーを聴くことができたというのは、僕にとってもラッキーだったと思います。
ファン歴30年の僕おすすめするアルバム
それで、僕にとってロニー・ジェイムス・ディオの凄いボーカルを聴けるアルバムをご紹介します。
Rising
まずはRAINBOWのライジング。Amazonのこのmp3、半端ない。600円です!!!
Universal Music LLC (2007-06-29)
売り上げランキング: 9,958
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このアルバムはファンにとっては歴史的なアルバムになっていて、特にStargazerは有名で、あのDream Theaterがアルバムに収録しているくらいの名曲です。僕はStargazerももちろん好きなんですが、オープニングのTarot Womanも結構好き。というか、最初はこの曲を聞いてノックアウトされました。オープニングにシンセサイザーがかかって、それにリッチーのギターが徐々にからみ、更にはコージー・パウエルのドラミングが絡むと、ロニーのヴォーカルがはじまるという、ハードロックとしては理想的な演出をしています。是非、RAINBOWのライブで聴いてみたかった曲です。
ちなみにDream TheaterのStargazerが聴けるのはこちらのアルバム。ボーカル以外はこちらの演奏のほうが上手です、さすがに。
Black Clouds & Silver Linings [Special Edition]
Roadrunner Records (2009-06-24)
RAINBOWのライジングが発表されて、すぐに日本公演が実現しまして、当然僕は東京体育館と武道館のライブに行き、僕は感受性豊かな高校生だったので、震えるほど興奮した記憶があります。その時のライブがアルバムになっていて、実に素晴らしいライブアルバムになってます。このライブで衝撃的だったのは、オープニングのキル・ザ・キングが当時は未発表曲だったということ。最初演奏された時にこのかっこいい曲は何?という感じでしたから。勝手にセットリストを予想していて、オープニングはTarot WomanかA Light in the Blackだろうと思っていたので、それを覆された時はショックでしたね。
On Stage
Universal Music LLC (2012-11-05)
売り上げランキング: 4,734
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この後、ロニーはリッチーにクビになり、なんとブラック・サバスで復活。しかもブラック・サバスのアルバムはハードロックの歴史的な名盤となり、ロニーにとっても重要な作品になりました。
Heaven & Hell
Sanctuary (2014-03-28)
売り上げランキング: 50,151
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この作品を出して、何枚かアルバムを出した後、ロニーは自身のバンドを結成します。このバンドのライブももちろん行ったのですが、ロニーは、リッチー・ブラックモアといい、トニー・アイオミといい、カリスマ性のあるギタリストとの仕事が疲れたのか、テクニックのある若いギタリスト自身のバンドの起用することになります。
ただ、僕に言わせると、ディオ自体がロニーのワンマンバンドであるということもあるからしょうがないのですが、他のメンバーとロニーとのミュージシャンとしての格がありすぎて、結果的にロニーのボーカルが妙に浮いてしまうところがありました。ロニーの場合は、凄いギタリストじゃないと、彼のボーカルも映えないと思うのです。
それでも、RAINBOW、Black Sabbathと渡り歩いたことで、ヒット曲も沢山あったので、ディオのライブは素晴らしかったです。アルバム的にいいのは、
Dio At Donington UK:Lie !983 And !987
Niji Entertainment Group (2010-11-09)
売り上げランキング: 32,667
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選曲といい、ベストだと思います
Disc 1
- Stand Up And Shout
- Straight Through The Heart
- Children Of The Sea
- Rainbow In The Dark
- Holy Diver
- Drum Solo
- Stargazer
- Guitar Solo
- Heaven And Hell (Long Live Version)
- Man On The Silver Mountain
- Starstruck
- Man On The Silver Mountain (Reprise)
- Dream Evil
- Neon Knights
- Naked In The Rain
- Rock And Roll Children
- Long Live Rock And Roll
- The Last In Line
- Children Of The Sea
- Holy Diver
- Heaven And Hell
- Man On The Silver Mountain
- All The Fools Sailed Away
- The Last In Line (Reprise)
- Rainbow In The Dark
いい時の動画発見。すごくいいです。ギター弱いけど。
亡くなる1年前のHeaven & Hellのライブ。
声もよく出ているのに。それにしても、ロニーはこういう人達と演ったほうが良いパフォーマンスができます。