2013年11月20日水曜日

絢香 LIVE TOUR 2013 Fortune Cookie~なにが出るかな!?~


昨日は絢香のLIVEに行ってきました、しかも、一人で笑
僕的にも中学以来ずっと洋楽を聴いてきたので、日本のアーチストというのは、フュージョン系を除いて、まずLIVEを見たことがなく、恐らく初めての体験でした。

絢香のLIVEを見に行こうと思ったのは、二つあって一つは今発売されているカバーアルバム遊音倶楽部が実に良く出来ているということ。もう一つは、これが一番の原因なのですが、Live Fansというセットリスト情報サイトで彼女の今回のツアーのセットリストが実に魅力的なもので、衝動的にチケットを買ってしまったというのが本当のところです。


この日は、東京ドームではPaul McCartney、渋谷公会堂ではBoz ScaggsがLIVEをやっていて、僕の友人はこの人達のLIVEに行ってるようでして、特にネットで見ているとPaul McCartneyのLIVEは相当良さそうです。前に見に行った時はかなりがっくりしたことがあったので、今回は行かなかったのですが、行けばよかったかも。

あと思ったのは、武道館の狭いこと狭いこと。昔はそこそこ人気のあるアーチストは中野サンプラザ、渋谷公会堂、新宿厚生年金ホールでやって、余程の大物がたまに武道館でLIVEということがありましたが、今は超大物はドームですもんね。ドームから見たら武道館は小さい。LIVEは大きくてここまでという感じがします。


僕がすわった席は2階席でしたが、ステージの斜め上だったので、肉眼でもメンバーを見ることができるし、こういう時にはオペラグラス!で見たということもあって、絢香の熱唱する表情もよく見ることが出来ました。

絢香のLIVEは2時間半たっぷり行われて、絢香自身のMCはさすが関西人ということもあり、非常におしゃべりが上手で、歌を歌ってない時は関西のねーちゃんという感じで、とても楽しむことができました。


このLIVEは、冒頭でも書いた通り、僕にとっては初めての日本のアーチストのLIVEということもあり、観客が若い人たちがほとんどと言うのは新鮮でした。絢香もMCで世代の確認をしてましたが、20代が圧倒的に多かったです。絢香から50代の人〜〜〜!?とステージから聞かれましたが、恥ずかしかったので、返事を返しませんでした。いつもは、イェイ!とか大騒ぎするのですが、勝手が違いました。

セットリストは以下のとおり。
  1. Hello
  2. 歩いて帰ろう
  3. ロビンソン
  4. やさしさに包まれたなら
  5. 真夏の果実
  6. たしかなこと
  7. 夢を味方に
  8. みんな空の下
  9. タユタ
  10. 空と君のあいだに
  11. 瞳をとじて
  12. はじまりのとき
  13. Tsuyokuomou
  14. Movin' on without you
  15. 三日月
  16. beautiful
  17. LA・LA・LA LOVE SONG
  18. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
  19. WINDING ROAD
アンコール
  1. I believe
  2. ありがとうの輪
絢香のライブはヤマザキパンのCMソングにもなった「Hello」からスタート。この曲はタイトルといい、アップテンポと言い、オープニングソングにはぴったりで、しかも実にサウンドがかっこいいのです。特にリズムの間合いのとり方が絶妙で、思わずヘッドバンキングしてみたくなってしまう名曲です。また、セットリストを見てもらえればわかりますが、基本的には多くの人が知っている曲の演奏だったので、この人のライブは楽しめます。

ライブで圧巻だったのは、アンコールのI Believe。絢香が一人で出てきて、デビュー曲のI Believeを歌います。この曲は16歳の時に書いた曲と紹介し、弾き語りで歌い始めて、歌詞が当時16歳だった自分の心情を歌っているんでしょうけれども、それが僕の心には沁みました。帰ってきてから、歌詞を読んでみると、16歳でこれだけの歌詞を書くことが出来るのかということは驚いたし、そうであればこそ、ボーカリストとしてシンガーソングライターとして、多くの世代から支持されるんだろうなと思いました。

この胸の中に隠れている不安のうず
目の前にある自分のすすむべき
道はどれか

なんて、16歳の時に考えたこともない。大成する人というのは、こういう詩人の感受性を持ち合わせているんだろうね。改めてすごいなと思った次第です。

あとボーカリストとして素晴らしいのは、カバー曲を自分流に消化しているということです。特に僕がいいなと思ったのは、
  • 歩いて帰ろう
  • やさしさに包まれたなら
  • 真夏の果実
  • たしかなこと
  • タユタ
の5曲で、オリジナルよりずっと良い。僕はサザンは大嫌いなのですが、真夏の真実は絢香バーションだと聞き入ってしまうし、タユタもこの声量のある絢香が歌うと、非常にかっこいい。

このライブは、武道館の外でもアナウンスしていましたが、DVDを撮影していまして、これは編集した後発売されるそうです。僕は大声で騒いでなかったので、僕の声は含まれませんが、それでも来年発売されたら、ゲットしようかなと思っております。しかし、音楽の趣味が変わったものだ笑

(2014/02/18)
このLIVEがDVD化されましたよ。早速ですが、Amazonで予約をしました。