ところが、今回の徳洲会病院問題に関して、猪瀬さんの不手際が出ることで、与党の人たちはもちろん、昔一緒に仕事をしていたような人たちが揃って手のひらを返して、ひどいやつになるとテレビのインタビューにまで答えるような奴までいて、この浅ましさというか、人が逆境に陥っている時に、手を差し伸べもせず、足蹴にするような態度と言うのはいかがなものかなと思うのです。
ちなみにそのことをFacebookに書いたら、多くの人が同意をしてくれているし、やはり僕は組織に適合しないと言われるけれども、我慢できないので、その記事を紹介したい。
猪瀬氏「俺が俺がの人」 知人ら嘆き節「昔と別人」
嘆き節という以前に、友人を公のマスコミにおいてあげつらうあなた達のほうが人としてどうなのって僕は思いますよ。この記事で猪瀬さんを罵倒している連中の名前を晒します。
- 大宅映子
- 弘兼憲史
- 玉木正之
- 佐藤綾子
の4名。調子がいい時は擦り寄って、袋叩きに合うと一緒になって叩く。やだやだ。いなくなってほしい。
色々と調べていると、猪瀬さんが秘書の鈴木が云々と言ってましたが、この鈴木なる人物は石原慎太郎系の人で、今回の徳洲会病院の問題でもズブズブに絡んでいる。ということは、石原だって色々とやましいことをやっているということがよく分かるんですよね。
「石原後継」の証明!? 猪瀬直樹都知事が特別秘書に起用した「石原秘書軍団」の一員とは
この記事を読んでもらえばわかるけど、猪瀬はまさしく石原後継で石原の利権もそのまま引き継いでいたということがわかりますよ。石原は昨日のインタビューで「自分が猪瀬に対して引導を渡したわけじゃない」とあわあわしながら言ってましたが、自分にこの問題が降りかからないように、逃げたというのはよくわかります。この人もはやくいなくなってほしい。
しかし、猪瀬さんがタイミングが悪いのは、この問題で大騒ぎしている時に東京オリンピックを射止めたことを自慢する本「突破する力」という本が出版されたということ。本人としては自分のブランドがあげるためにこの本を出したんだろうけど、結果的にはなんてタイミングが悪いのと失笑を買ってしまった。この人にはたけしさんの名著をプレゼントしてあげたい。
後継の知事をどうするかということで色々と取り沙汰されている。名前が上がっているのは
自民党
- 下村博文
- 小池百合子
- 橋本聖子
- 丸川珠代
- 石原伸晃
野党系
- 東国原英夫
- 舛添要一
- 蓮舫
はっきり言うと、今あがっている名前は全部ダメ。ろくな人たちがいません。下村さん以外は外部へのアピールは、派手だし上手な感じがするけど、あとは調子が良くて全く実直さが感じられない。
こういう真面目な政治や行政をやってもらうという点では、実直な人がいいんじゃないかと思うのですよ。派手な人はだめです。今、急に思ったけど案外NHKの大越キャスターとか、もともと政治記者だから懇意の政治家から声がかかっている可能性もありそうだね。
僕が物心がついた時の都知事は美濃部さんでした。優しそうなおじいちゃんという印象が子供の頃ありましたけど、美濃部さん以降の都知事にはどういう人がいたのかというのをチェックしてみると、
- 美濃部亮吉
- 鈴木俊一
- 青島幸男
- 石原慎太郎
- 猪瀬直樹
と、まあ、この40年でこれだけしかいないんだよね、知事は。日本の総理とはずいぶん違う。
この中できちんと仕事をしたという印象があるのは、鈴木さん。鈴木さんは内務省官僚で、それこそ中曽根や後藤田正晴などの先輩でもあったということもあって、中央政府にも睨みを利かせることができたという話を聞いたことがあります。バブル期の行政は失敗したというけれども、何をやったかという点では歴代の都知事の中ではよくやったと思うね。
その後の青島さんは、全くダメで結局失意の中で1期でやめちゃったし、石原慎太郎は威張っているだけで、出来ないことを人のせいにするという人で、どうしてこんな人を都民は投票したのか不思議でしょうがない。
こうやって考えると、地味だけど、光物じゃなくて、官僚出身の人が実直でいいんじゃないかと思うのですよ。どうなんでしょうか。