2013年5月14日火曜日

天使


先日NHKを見ていたら、杉本哲太さんがゲストで出ていて、おそらく彼は僕とほぼ同世代だと思うのですが、あまちゃんのヒロイン能年玲奈ちゃんを大絶賛してました。NHKも良くあんなにいい子を探してきたというのです。僕も全く同じ思いです。

また、僕が能年玲奈ちゃんがかわいいとか言うと、人間の曲がった連中は僕のことをロリコンだとかなんだとか言うと思うけど、今さらですが、底の浅い連中だなと思うし、まあ、そういう連中の前でそういう話はしませんし、自分の娘と同い年のような女の子に対して邪な気持ちにはなりません。低レベルな連中なので、そういうこともわからないのでしょう。


その後NHKで塩見三省さんが出ていて、彼はどちらかと言うと映画などでどすの聞いた役が多いんだけど、彼は能年玲奈ちゃんのことを天使だって言ってましたね。これも僕は全く同意で、能年玲奈ちゃんの存在がドラマの中でどれだけ見ている人を癒しているのか。そういう人だからこそ、年配の共演者たちを彼女の存在によって、気持よく仕事が出来てるんじゃないかと、勝手に想像しているのです。


ここ数年の朝ドラのヒロインを振り返ってみると
  • ゲゲゲの女房:松下奈緒
  • てっぱん:瀧本美織
  • おひさま:井上真央
  • カーネーション:尾野真千子
  • 梅ちゃん先生:堀北真希
  • 純と愛:夏菜
  • あまちゃん:能年玲奈
で、こうやって見ると、能年玲奈ちゃんが一番キャリアがないんだけど、ないなりに実は大変な役者だったというところがあり、しかも屈託のない性格ということもあって、共演者もへろへろにしてしまってる。しかも、宮本信子さんやキョンキョンも大絶賛しているわけで、すごい新人が出てきたということなんだと思うわけです。


宮本信子さんをしてまっさらな能年玲奈ちゃんが、これから育っていてどのように色づいていくのか楽しみですと言ってましたが、大人である僕が見てもそう思うね。19歳ってあんなにあどけないものなんですかね。子供の頃は相当大人というイメージがあったけど、彼女の場合は人徳だね。つまり、いるだけで周りを和らげる人なのではということです。

そもそも天使の定義はなんだろうと思ってみたのですが、その存在そのものが気持ちを明るくさせてくれる人のことを言うんじゃないかと思うのです。これは恋人とは違う。恋人の場合は、やはり緊張感がありますからね。恋愛とは違う領域だと思うのです。

僕が上のどちらかと言えば、強面のベテラン俳優が、能年玲奈ちゃんの存在に圧倒されちゃってるのは、彼女が新人という以外に、ピュアなところが相当あるんじゃないかなと思うんですよね。この人と対極にあるのは、それこそぶりっ子の代表的なアイドルだった松田聖子。あの人はのし上がるために、いろいろなことをしたと思うんだけど、そういう悪どさは能年玲奈ちゃんにはない。男の場合は、年を取るとまた感受性が豊かになるんじゃないかと思っているんですが、その感覚がきっと彼らにはある。僕も全くそうです。

話は変わるけど、このブログでも何回か記事にしてますが、今年の2月に生まれた同級生の娘なんて、本当に天使。彼がFacebookに動画をアップしてくれるので、よく見ますけど、本当にピュアなんですよね。あ〜あ〜しか言えない赤ん坊だけど、どれだけ周囲の人を癒してるかわからない。特に彼の場合は、ここ数年辛い思いをしているから、娘の存在は大きい。

おそらく、この赤ちゃんは、両親やおばあさまの深い愛情で育てられるから、素晴らしい女の子になると思うね。愛情なく育てられた人というのは、何人か出会ってきたけど、人間的に崩壊している人が多いので、結果的に不幸になるケースが多い。それは本人以上に周囲に責任があると思うけどね。


僕的に天使みたいな人は、いきものがかりの吉岡聖恵ちゃんかなあ。先日LIVEのDVDを買って見てるけど、彼女のフロントマンの役割はすごくいいし、NHKのドキュメントでも自然と人が周りに集まってくるといってましたけど、そうなんだと思うね。僕は彼女の声もライブパフォーマンスも大好き。

吉岡さんのいいところは、ミュージシャンとしては、相当歌唱力があるし、声質的にはクリアボイス。女性の喫煙者だと声が割れるんだけど(キョンキョンや米倉涼子がそうです)、彼女の場合はそういうのが全くない。とてもかわいい声です。キャラクターとしては、このグループが、リーダーの水野くんも言ってる通りストリートミュージシャン出身にしてはアップテンポの曲が多いというように、実にロックロールな人たちです。それは、このDVDに収録されている「笑ってたいんだ」〜「じょいふる」の曲の流れは、相当濃密な演奏をしていて、その中で吉岡さんは聴衆をものすごく煽ってます。

その煽り方にも全く嫌味もなくて僕はずっと食い入るようにDVDを見ているのです。LIVEはいつか行きたいです。