あまちゃんを見ていると、キャスティングが素晴らしいの一言に尽きる。ベテランの出演者が異口同音で褒めるのは、能年玲奈ちゃんは天才だけど、橋本愛ちゃんも相当なものだと言いますね。僕も本当にそう思うのです。
本屋さんに行ったら、橋本愛ちゃんがアエラの表紙になっていました。彼女は能年玲奈ちゃんとは対照的で、ふたりとも微妙な表情がすごくうまい。こんなに若い人たちがこれだけ迫真の演技をしているのを見ると、演技というのは天性のものなのかなと思ってしまいます。
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能年玲奈ちゃんは、基本的にはお笑い系に徹しているところがありますが(僕は彼女がお母さんに対して怯えている表情、特に切れている時に怯える表情はすごいと思っています)、その正反対の部分としてクールビューティーっぽくして、それが絵になるんだから僕はすごい女優さんなんだと思っているのです。でも、まだ17歳!17歳の僕は女の子に振られまくってました。えらい違いだ。
ウィキペディアで調べてみたら、去年は日本アカデミー賞の新人俳優賞をもらっているんですね。ある意味、彼女が別の朝ドラの主人公になってもおかしくないくらい。ただ、花があるという点から見ると、能年玲奈ちゃんのうほうがあるかなとは思いますが、それでも演技力ということを考えても、さすがという感じです。
最近だと「俺はまだ本気出してないだけ」で主人公の堤真一の娘役を演じてます。
とにかく、ここに来て、能年玲奈ちゃんとか橋本愛ちゃんのようにものすごい新人が出てきたというのは素晴らしいことで、宮崎あおいちゃんや井上真央ちゃんもうかうかしてられませんね。
あまちゃんに話を戻すと、無駄なキャスティングがない。あっても、それを笑いで消化してしまっているので、そのあたりもクドカンワールド全開というところです。それにしても、前作の純と愛は逆に無駄なキャスティングが多かった。特に後半は酷くて、あまりにも批判が多かったので、遊川和彦も嫌になってしまったんでしょうか。特にさとやの火事を出すあたりは特にひどい。
あまちゃんは面白いので、DVDも買おうと思います。後、能年玲奈ちゃん、橋本愛ちゃんがどういう活躍をするのかも、おじさんは大きな期待を持って待ちわびているのです。