ドリーム・シアターの30周年ツアーが6月25日にベラルーシのミンスクからスタートしました。セットリストをチェックすると、いかにも30周年ということもあり、30周年らしいセットリストになりました。
ドリーム・シアター30周年ツアーセットリスト@ベラルーシ ミンスク
昨日6月25日ベラルーシのミンスクからスタートしたドリーム・シアターの30周年ツアーですが、なんとこの30周年に発売をしたスタジオアルバムから1曲づつ演奏するという、今まで聞いたことのないセットリストでした。さすが、30年間演奏し続けてきた軌跡がわかる、素晴らしいセットリストですね。
- Afterlife
- Metropolis Pt. 1: The Miracle and the Sleeper
- Caught in a Web
- Burning My Soul
- The Spirit Carries On
- About to Crash
- As I Am
- Panic Attack
- Constant Motion
- Wither
- Bridges in the Sky
- Behind the Veil
ドリーム・シアター30周年ツアーのスケジュール
今回の30周年ツアーはドリーム・シアターの公式サイトによると6月25日のベラルーシ好演からスタートし、8月2日までヨーロッパ縦断ツアーを行うということですね。まあ、昨日のミンスクでのライブでは、ベラルーシというお国柄なのか、ライブに関するツィートがよくわからないのです。あと、関連ツィートがないわけではないのですが、ロシア語で書かれているとさすがにお手上げです。すいません。
ただ、今後は27日がポーランド、30日はイタリアでライブが行われるので、そのあたりになるとファンの声やドリーム・シアターのメンバーの声も聞こえてきそうなので、分かり次第アップをしておきます。
ドリーム・シアターと僕
ドリーム・シアターを知ったのは、僕はここ数年なのですが、僕は今一番この人達が好きです。結局この1年ちょっとでアルバムを全部揃えたくらいだし、30年以上前から洋楽を聴いていて、この間全く彼らのことを知らなかったということを考えると、実に切なさを感じます。知っていたら、ライブだって行ってたはずですから。
ドリーム・シアターは僕にとってはもう絶対的な存在のバンドでして、その理由は
- 曲が良い
- その曲も大作ばかりである
- 演奏が圧倒的である
- バンドの一体感
この4つをあげることが出来ます。この中でも特にすごいなあと思ったのは、4番目のバンドの一体感ですね。これは今や僕にとって毎日聴いているほどの愛聴盤となった「Breaking The Fourth Wall」のライブをきくと、とにかくすごいのです。何がすごいかというと、演奏が真似ができないほど圧倒的な彼らが、5人が一気に演奏をすると音の洪水がすごすぎて、僕は聴くたびに心地よい思いになりながら、流されてしまうのです。
この音の洪水は、ソロだと絶対に醸しだされないもので、リッチー・ブラックモアやイングヴェイ・マルムスティーンには絶対できない部分ですね。それは、彼らがソロアーティストだからしかたがないんです。彼らのプロジェクトは自分だけが目立つためのものですから。
僕はハードロックはバンドがいいと思っているので、ドリーム・シアターの一体感は本当に素晴らしい。先日来日したマイケル・シェンカーズ・テンプル・オブ・ロックも一体感がありました。
ドリーム・シアターは去年来日をして、僕も病み上がりで見に行ったということもあり、思いっきり楽しめなかったので、是非、また、来日して欲しいです。
Roadrunner Records (2014-09-30)